ごみの排出に伴う様々な負担の軽減や、超高齢社会における継続的かつ安定的な収集体制の構築のため、鎌倉市では、現在のクリーンステーション収集から戸別収集*への移行を検討しています。
市民の皆様のご意向を可能な限り施策に反映するため、アンケートへのご協力をお願いします。
*戸別収集とは
各家庭のごみを道路に面した敷地内に出していただき、建物ごとに収集する方法です。(集合住宅専用のクリーンステーションについては変更ありません。)
<戸別収集実施にあたるメリット・デメリット> *過去のアンケートや他自治体の例を参考にしています。
【メリット】
・ごみ出しが楽になる。
・高齢者・子育て世代等ごみ出しが困難な世代の負担軽減
・クリーンステーション周辺住民の負担軽減(不法投棄・動物被害の対応等)
・まちの景観及び安全面の向上(収集環境の向上や高齢者の見守り活動等)
・ごみ出し責任の明確化によるごみ減量化・資源化の更なる推進
【デメリット】
・収集経費の増加
・収集効率の低下
・収集車両の排出ガスの増加
・近隣住民との付き合いが希薄になる。
・集合住宅では、従来の収集方法と変わらないためメリットがない。
・まちの景観の悪化(自宅前にごみを置く状況)
<これまでの経過>
・平成24年(2012年)10月から平成28年(2016年)2月まで鎌倉市内の一部地区(七里ガ浜・鎌倉山・山ノ内)で戸別収集のモデル事業を実施
・有料化*と同時実施を目指していた。
・収集経費の増大に対するものなど様々な意見を踏まえ、戸別収集を先送りし平成27年(2015年)4月から有料化を先行実施
・クリーンステーション管理やごみ出しに伴う負担軽減に繋がるという福祉的な観点や超高齢社会における持続可能な収集体制の構築の観点からの実施を検討中
*有料化とは
燃やすごみと燃えないごみを市が定めた有料袋を購入し、それを使ってごみを出す制度です。